十七代 島津 義弘(しまづ よしひろ)

天文4(1535)年~元和5(1619)年 島津家17代当主。父は貴久。天文23(1554)年、南九州を転戦、元亀3(1572)年、日向国の木崎原の戦い(現宮崎県えびの市)で宿敵伊東氏に大打撃を与え、大隅・日向統一の道筋 […]

十六代 島津 義久(しまづ よしひさ)

天文2(1533)年~慶長16(1611)年 島津家16代当主。父は貴久。元亀元(1569)年、薩摩国を平定。元亀3(1572)年に弟義弘が伊東義祐(よしすけ)を木崎原(現、宮崎県えびの市)の戦いで破り、大隅・日向方面で […]

十五代 島津 貴久(しまづ たかひさ)

永正11(1514)年~元亀2(1571)年 島津家15代当主。父は島津家庶流相州家の島津忠良。義久・義弘・歳久・家久4人の息子を持つ。大永6(1526)年(翌年という説もあり)、14代当主勝久に養子に迎えられ家督を継承 […]

十四代 島津 勝久(しまづ かつひさ)

文亀3(1503)年~天正元(1573) 島津家14代当主。父は忠昌。はじめは頴娃(えい)氏へ養子に出されるも、永正16(1519)年、早世した2人の兄の跡を継ぎ家督を相続。当時の内乱状況を収めることができず、大永6(1 […]

十三代 島津 忠隆(しまづ ただたか)

明応6(1497)年~永正16(1519)年 島津家13代当主。父は11代忠昌。永正12(1515)年の兄忠治の死後、家督を相続。翌年、備中国(現、岡山)より三宅国秀(くにひで)が琉球を攻め入ろうとした際、室町幕府将軍足 […]

十二代 島津 忠治(しまづ ただはる)

延徳元(1489)年~永正12(1515)年 島津家12代当主。父は11代忠昌。永正5(1508)年に家督を相続し、琉球国へ友好関係と貿易統制を琉球国王尚真(しょうしん)に求めている。一方で領国中では内乱の最中であり、永 […]

十一代 島津 忠昌(しまづ ただまさ)

寛正4(1463)年~永正5(1508)年 島津家11代当主。10代当主であった父立久の逝去により12歳で家督継承。当主時期は一族の島津国久らの反乱や領国内の対立が広がり、「国中大乱」と言われた。幕府より琉球へ朝貢船(ち […]

十代 島津 立久(しまづ たつひさ)

永享4(1432)年~文明6(1474)年 島津家10代当主。父は忠国。文明2(1470)年家督継承。立久の当主在任期間はわずか4年であったが、それ以前より父に代わって市来氏を討伐するなど働きをみせている。父忠国の専制を […]

九代 島津 忠国(しまづ ただくに)

応永10(1403)年~文明2(1470)年 島津家9代当主。父は久豊。日向国穆佐(むかさ)城(現、宮崎市高岡町小山田)で誕生。永享2(1430)年、総州家の島津久林(ひさもり)を日向徳満城(現宮崎県えびの市東川北)で自 […]

八代 島津 久豊(しまづ ひさとよ)

永和元(1375)年~応永32(1425)年 島津家8代当主。父は6代氏久。日向国穆佐(むかさ)城(現、宮崎市高岡町)を拠点に兄元久の領国経営を補佐していたが、応永18(1411)年元久が急逝、元久唯一の男子が出家してい […]