三十代 島津 忠重(しまづ ただしげ)

明治19(1886)年~昭和43(1968)年 島津家30代当主。父は忠義。明治30(1897)年に忠義が死去したため、島津家の当主となり、伯父珍彦(うずひこ)の後見を受ける。翌年上京し、学習院やイギリス人家庭教師の教育 […]

二十九代 島津 忠義(しまづ ただよし)

天保11(1840)年~明治30(1897)年 島津家29代当主。実父は28代斉彬の弟久光。安政5(1858)年に叔父斉彬の遺言により跡を継ぐ。当初斉彬の政策に批判的であった祖父斉興が補佐したため、集成館事業の縮小・財政 […]

二十八代 島津 斉彬(しまづ なりあきら)

文化6(1809)年~安政5(1858)年 島津家28代当主。父は斉興、母は鳥取藩主池田斉邦(なりくに)妹。曾祖父重豪の影響で西洋の文化と技術にふれ世界情勢に精通、蘭学者と親しく交わる。また、老中阿部正弘(まさひろ)や水 […]

二十七代 島津 斉興興(しまづ なりおき)

寛政3(1791)年~安政6(1859)年 島津家27代当主。父は斉宣、養母は秋田藩主佐竹義和(よしかず)妹。文化6(1809)年、父斉宣が隠居させられ代わりに藩主となるも、祖父重豪が実権を握っていた。重豪は調所広郷を登 […]

二十六代 島津 斉宣(しまづ なりのぶ)

安永2(1773)年~天保12(1841)年 島津家26代当主。父は重豪、養母は一橋家の徳川宗尹(むねただ)女。翌年の父の隠居に伴い家督を相続。「亀鶴問答集(かめつるもんどうしゅう)」を作り質素倹約を旨とする訓辞を家臣ら […]

二十五代 島津 重豪(しまづ しげひで)

延享2(1745)年~天保4(1833)年 島津家25代当主。父は重年。父の死去にともない、わずか11歳にして家督を相続する。藩校造士館や演武館・医学院を設立。天文研究のための明時館(天文館)を創建、薩摩暦の精度向上を図 […]

二十四代 島津 重年(しまづ しげとし)

享保14(1729)年~宝暦5(1755)年 島津家24代当主。父は継豊。加治木島津家の養子となっていたが、寛延2(1749)年、兄である宗信死去に伴い、江戸へ上り宗信の養子として家督を相続。宝暦3(1753)年に幕府よ […]

二十三代 島津 宗信(しまづ むねのぶ)

享保13(1728)年~寛延2(1749)年 島津家23代当主。父は宗信、養母は徳川綱吉(つなよし)養女の竹姫。竹姫の子として幕府から松平姓を名乗ることを許される。延享3(1746)年、父の隠居に伴い家督を相続するも、寛 […]

二十二代 島津 継豊(しまづ つぐとよ)

元禄14(1701)年~宝暦10(1760)年 島津家22代当主。父は吉貴。享保6(1721)年、将軍徳川吉宗の命により、隠居した父の跡を継ぎ家督を継承する。享保14(1729)年、吉宗の命により、5代将軍綱吉の養女竹姫 […]

二十一代 島津 吉貴(しまづ よしたか)

延宝3(1675)年~延享4(1747)年 島津家21代当主。父は綱貴。宝永元(1704)年に家督継承、幕府にならって藩の諸機関・諸制度の整備などを行った。また、この時期に琉球を経由して伝来したサツマイモ(甘藷)が主要作 […]