忠久、薩摩・大隅・日向国守護職任命

京都から鎌倉にくだり、御家人となった惟宗忠久は源頼朝から薩摩・大隅・日向三ヶ国の守護職と島津荘地頭職に任命された。日本最大の荘園、島津荘は薩摩・大隅・日向にまたがる広大な範囲であり、そこを治めるのが近衛家であったため、近 […]

島津荘(しまづのしょう)成立

日本最大の荘園。万寿年間(1024~1028)に太宰府の役人平季基(たいらのすえもと)によって関白藤原頼通(よりみち)に寄進され成立したという。日向国諸県郡(もろかたぐん)の島津の地(現、宮崎県都城市郡元付近)を中心とし […]