尚古集成館-今なお残る近代国家への息吹-

集成館事業とは(世界遺産登録へ)

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旧鹿児島紡績所技師館

(きゅうかごしまぼうせきじょぎしかん)


異人館01
異人館02
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解説

 日本に残る数少ない初期西洋建築の1つ。別名、異人館。薩英戦争を経て、島津忠義が集成館事業を再興させた際、イギリスから招聘した紡績技師たちの宿舎として建設された。慶応2(1866)年に竣工される。西洋風の建築物であるが、実際に建築したのは日本人。洋風木造2階建の建築は現存する日本最古のものであり、当時技師たちには護衛がつくほどの好待遇であったが、戊辰戦争など政情不安のためわずか1年で技師は帰国してしまう。
 その後、鹿児島製造所に使用され、明治天皇行幸の際の休憩所や西南戦争の際の仮病院として利用された。のちに鹿児島城跡に移されて鹿児島学校や造士館で使用されるも、昭和11(1946)年に現在の場所に戻される。終戦後、GHQのキャバレーとして使用されたが同26(1951)年に鹿児島市の所有となる。昭和37(1962)年に国の重要文化財に指定される。