尚古集成館-今なお残る近代国家への息吹-

島津家が育んだ文化

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料理故実

(りょうりこじつ)


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解説

 9世紀に光孝天皇が藤原山蔭(四条中納言)に料理故実を定めさせ、四条流料理故実が誕生したという。室町時代には足利将軍家に仕えた四条流の大草公次が大草流を創始した。
 島津家では、鎌倉時代から受け継がれてきたという独自の鎌倉流が伝えられていたが、豊臣秀吉に従属後の諸大名たちとの交流の際に鎌倉流が不評であったため、大草流に通じた石原佐渡を招いた。佐渡の子孫は島津家に仕え、領国内に大草流が普及する。鎌倉流と大草・四条流の料理故実書100点余りが尚古集成館にあり、鹿児島県の有形文化財に指定されている。