尚古集成館-今なお残る近代国家への息吹-

島津家が育んだ文化

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『上井覚兼日記』

(うわいかっけんにっき)


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解説

16世紀の島津家家臣、上井覚兼(さとかね)が記した日記。天正2(1574)年から天正4(1576)年にかけてと(一部欠)、天正10(1582)年から天正14(1586)年にかけて現存している。筆者が奏者・老中を務めていた時期に当たり、島津家内部の政治・訴訟・合戦の状況が事細かに書かれている。また、覚兼が教養人であったが故に、日々の信仰や連歌・和歌・茶道・狂言など武将の文化の嗜みについても記されており、武士の日常を知る上で研究上欠かすことのできない日記である。現在、東京大学史料編纂所にあり、重要文化財に指定されている。